【自己理解】40代こそ自己分析が大事!自分の強みを見つける3ステップ

資格を取得したい、副業を始めたい、転職活動をしたいなど、
将来に向けて行動しようと思い立っても、
まず何から始めれば良いのかわからないという40代の方へ。

私も40代になってから将来に不安を感じて書籍を読みあさりながら、
20年以上人材育成とマネジメントに携わってきた成果を自分自身に置き換え、
試行錯誤を繰り返しながら行動してきました。

このサイトではそんな私の経験から、若い世代に比べて焦りや不安が大きくなる40代の人が、
最も効果的・効率的に行動して自己実現をしていくためのアイデアをお伝えしていきます。

今回は「自己分析」というテーマでお伝えします。
この記事を読むと、

・自己分析の必要性を再認識できる
・自己分析の具体的なやり方がわかる
・実際に行動へ移すモチベーションが高まる

このような効果が期待できるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

資格取得、転職、副業など何をするにも、まずは自分が何が得意で不得意なのか、
つまり強みと弱みを明確にして、可能な限り得意で強みを活かせる分野に取り組むことが必要です。
得意なことや強みを把握していないと、時間と労力に見合った成果が出せない可能性が高くなってしまいます。

「就活時や若い時にさんざんやったよ!」という方も、自分の特性を再認識するためにぜひやってみましょう。
(私は新たな発見がたくさんありました!)

これまでのキャリアを振り返ってみよう

社会人になってからこれまで、どんな仕事をしてきてどんな成果や挫折があり、その時の気分はどうだったでしょうか?
これを可視化するために年表を作ってみましょう。

やり方は簡単です。縦軸にモチベーション度合い(0〜100)、横軸に年代(年齢もしくは西暦・年号)を示すグラフの枠を作ります。

次に、仕事をしてきたなかで印象的な出来事、例えば具体的な成果や昇進・昇格や魅力的なポジションへの抜擢、その逆にマイナスな出来事などが何歳のときにあったのか、できる限り思い出し、そのときの自分のモチベーション度合いがどれくらいであったか、0〜100の指数でざっくりと思い返してみてください。
(100に近づくほどモチベーションが上がった状態です)

思い出した出来事を横軸の年代ごとに、縦軸のモチベーション度合いの高さ位置に簡潔に
書き出します。働きはじめをモチベーション指数50と考えると考えやすいかと思います。

年表グラフが出来上がったら、それぞれの印象的な出来事が起こったときの状況や、なぜそうなったのかを考えてみてください。そうすることで、自分がどんな環境や状況、作業などで力を発揮してモチベーションを高く保てるのか気付きを得ることができます。

まずはこの方法で「自分の強みの種」を見つけましょう。

自己分析ツールを使ってみよう

さらに強みと弱みを客観的に把握するために、実績のある自己分析ツールを利用してみましょう。
40代ともなると人によっては、「自分のことを人に聞くのは恥ずかしい」と感じるかもしれません。
ここでは、ひとりでも客観的な分析結果が得られて、信頼できるおすすめのツールを2つご紹介します。

【エニアグラム】
個人が持っている性質を9つのパターンで診断してくれるツールです。
多くの企業で研修用のツールとして取り入れられているので知っている人も多いかもしれませんね。

『日本エニアグラム学会』


9つの性質は、完璧主義者、献身者、達成者、芸術家、研究者、堅実家、楽天家、統率者、調停者
に分類され、それぞれがどんな性格でどんな強みや弱みを持っているのかがわかります。
(性質の名称は主たる団体や組織によって異なります)

エニアグラムは個人ごとにピントを合わせた診断を得るためのものではなく、
社会全体としてみた場合に大枠として分類される9つの性質のうち、自分がどこにあてはまり、
どのような価値観を持って他の性質とどう関わっているのかを把握するのに役立ちます。

自己分析とはいえ、私たちは社会の一員として他者との関わりのなかで生きており、
他者との関わりは環境や状況に大きな影響を与えます。

つまり、自分が力を発揮できる環境や状況を知るためには、どのような人とどのような関係性を持つべきなのか、または人との関わりを多くするべきなのか少なくするべきかといったことを知ることが重要なのです。

まずは自分の性質を診断し、過去から現在まで自分がたどってきた人生、そして現在の状況を整理してみましょう。

【ストレングスファインダー】
米国のギャラップ社が開発した、「才能」を見つけ出すツールです。
こちらもエニアグラム同様、企業で取り入れていることも多いツールです。

ただし、エニアグラムに比べてより「個」に焦点をあわせているのが特徴で、
マネジメント層がそれぞれの個人独自の強みや弱みを把握してチームマネジメントする際に非常に役立ちます。

ストレングスファインダーの視点は、人は誰でも何かしらの「才能」を持っているというところにあります。
才能というと何か特別な能力のように感じるかもしれませんが、個人が元々持っている「資質」のことです。

ただし、資質を活かさないままでは才能としては開花しません。

ストレングスファインダーでの資質=才能の種類は32種類あり、
個人の持っている資質のうち最低でも上位5つを診断結果として導き出してくれる他、
受診した個人独自の洞察レポートも見ることができます。

有料ではあるものの、個人それぞれに合わせた強みや弱みの分析、具体的な行動のアイデアなどが
得られることで、まわり道を回避し効果的に自分がやりたいことに取り組む手助けになることは
間違いありません。

診断を受けるには、日本経済新聞出版社から出ている書籍「さあ、才能(自分)に目覚めよう」に
付帯しているアクセスコードからwebサイトへアクセスするか、ギャラップ社のサイトから直接アクセスする方法があります。

『「さあ、才能(自分)に目覚めよう」』

『ギャラップ社 サイト』

いずれも書籍代もしくは診断料がかかりますが、企業や各団体での実績は折り紙付きなので、金額分の価値はあるでしょう。

適職を見つけよう


自己分析を進めていくと、実際にどんな職種や職場環境が自分に向いているのか気になってくるものです。世の中には様々な適職診断ツールがありますが、まずは気軽に無料診断サイトで診断してみましょう。

おすすめはキャリアインデックスの無料適職診断です。


『キャリアインデックス 適職診断』


他のサイトもいくつか試してみましたが、設問も診断結果もかなりアバウトなものが多いなか、キャリアインデックスでは無料にも関わらず、具体的で丁寧な診断結果が得られるのがポイントです。

もっと本格的に診断したいという方は、ハローワークで適職診断を受けるという手もあります。
こちらはさすがハローワーク!というだけあって、本格的な内容で詳細な結果が得られます。

手続きや診断にある程度時間はかかりますが、無料で公的機関の信頼性が高い診断が受けられるのは魅力です。興味のある方は各ハローワークのHPから、手続き方法や受診時間などを確認してみてください。

『ハローワーク インターネットサービス』

また会員登録が必要になりますが、転職サイトの適職診断も候補となります。
実際に転職するかどうかは別として登録できますし、診断結果をもとにキャリア相談ができる他、
実際にどんな会社や職種があるのかを知ることができるのは大きなメリットだと思います。
診断を受けてもなかなか行動に移せないという人にはうってつけではないでしょうか。

自己分析は年齢に関わらず、これから何か行動をする際には絶対に必要です。
ある程度の年齢を重ねると、「今までの経験でわかってる」とか、「どうせ意味ないし」などと考えがちです。

しかし、それは単なる思い込みだったり、周囲からかけられた暗示のようなものかもしれません。

これまでの人生でここまで自己分析に時間と労力をかけたことがあるでしょうか?
(少なくとも私はありませんでした。。。)
40代は何か行動を起こすのに決して遅い年齢ではありませんが、同時に多くの失敗もできません。
だからこそ、焦りや不安によって間違った選択をしないよう、基本的なステップを踏んでいくことが大事だと考えています。

皆さん同年代の同志として、共に希望ある未来をつかんでいきましょう!

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